夢やの
「ぬるいお湯で・・・」ということで「何度くらいのお湯のことだ?」というメールをいただくことが多いので今回は「
ぬるいお湯 編」です。
秋の夜長にお楽しみくだされ〜。
まず、お湯の温度のことなんですが、温度計でいちいち計ってたら面倒ですから「だいたい」でいいでしょう?<相変わらず「非」科学的
100度 | 沸騰してるお湯 |
95度〜90度 | 火を止めて1分〜2分たったらこのくらい |
90度〜80度 | 5分くらいたったらこのくらい。このへんはどうでもいい温度 |
75度前後 | 10分くらいたったらこのくらい
どうやって見分けるかというと、ちょっと飲んでみて、「75度前後かな〜?」って思うところあたり |
60度 | これも「75度よりは低いかな〜?」ってとこあたり |
って、要するに飲んでみて「アチ〜ッ!」ってのは「熱いお湯」。
飲んでみて「ぬるい」と感じるのは「ぬるいお湯」ってことです。
で、ぬるいかな〜?って感じるのがだいたい70度くらいからかな〜
ということです。
ダージリン、ネパール、中国茶、シルバーチップスは
80度以下の方がおいしい。<夢やの主観
だが・・・
低温抽出に耐えうる茶葉はあんまり安くないです。見分け方は、低温でいれてみて、「葉っぱの味(茶葉の味でなく)がするもの」は、それ以上低温には耐えられません。
ということで、自分が買った茶葉が何度くらいが限界かを頭に入れておきます。同様に、上限の温度がどのくらい?かも。
で、この範囲内で紅茶をいれます。
時間は・・・
1分、3分、5分、7分、10分を基準にします。
時計なども神経質に見てないので・・・
1分・・・私が集中して時間管理できる限界だから、私にはわかります。
3分・・・おっと、忘れるとこだった!
5分・・・やべぇ〜、やべぇ〜。
7分以上・・・すっかり忘れてた!
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と、だいたいこんな感じです。
低温抽出の場合は、3〜5分が気を使うところで、5分以上はそんなに変わらない。
ティースプーンに・・・普通に1杯。
これがだいたい・・・3〜4gです。
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大切な考え方は、おいしくないから茶葉の量を増やせばおいしくなるか?
本来、お茶っ葉なんていうのはそんなもんではありません。
1トンの茶葉使っても100万年お湯につけていても(そんな奴はおらんけど)おいしくないもんはどんな入れ方してもおいしくならんです。
増やす・・・という概念で茶葉の量を考えるなら・・・
1ポットのお茶をいれるとします。
お湯は2杯半くらい。
このときに、茶葉の量をスプーンに8分目くらいで2杯にするかお湯の量に合わせて2杯半にするか。
この程度です。
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要するに・・・自分の好みのポイントをはやく見つけてそのためにはお湯は何度くらいで、茶葉の量はどのくらいで、時間はどのくらいで、というのを頭に入れておいて、あとは・・・。
その時その時で、この要素がおのおのちょっとずつ変わるからそれを微調節してあげればいいのでは?
ということで、ぬるいお湯<ダージリン系>でした。
まぁ〜、騙されたと思って思いっきりぬるいお湯で入れてみてください。
お茶以外のことでも何でも結構です。
メールでご質問下さい。お気軽にどうぞ!!